プロビジョニング機能

Brekeke SIP Server/Brekeke PBXは、統合されたマルチベンダー対応のプロビジョニング機能をサポートしています。

プロビジョニングとは、IP電話機の設定内容をプロビジョニングサーバーに設定しておき、IP電話機にはプロビジョニングサーバーを指定するだけで(もしくは、プレプロビジョニングを使用して)、IP電話機がネットワークに接続されると自動的に電話機に設定を適用する機能です。オート・プロビジョニングとも呼ばれることもあります。

世界の主なIP電話機メーカーは、ほとんどこの機能を実装して販売しており、日本国内のメーカーでも対応が始まっています。

一般的な『プロビジョニング』の利点

一般的に、この機能を利用することにより以下のような利点があります。

  • プレ・プロビジョニング(Redirection)に対応している端末の場合は、端末メーカーの提供するウェブサイトから、プロビジョニングサーバのアドレスを設定することができるため、端末に対して直接設定をする必要はありません。そうでない場合は、各電話機にはプロビジョニングサーバのアドレスを登録します。その他の設定は自動で実施されます。
  • リモートから複数台の電話機の設定を変更できます。
  • 現場で電話機を設置する作業員に電話機に設定すべきIDやパスワードなど、漏洩してはならない情報を知らせる必要がありません。

従来の『プロビジョニング』の問題点

しかしながら、従来のプロビジョニング機能を利用する場合、ユーザは以下のような管理上の問題を抱えていました。

  1. 複数メーカーの電話機を使用した場合、それぞれのメーカーから提供された専用のプロビジョニングサーバーを使う必要があり、管理すべきサーバやサービスが増加する。
  2. 各電話機のプロビジョニングに使用する設定ファイルの数が膨大になり、作成/管理が煩雑になる。
  3. プロビジョニングのステータス(成功/失敗)が把握できない。
  4. プロビジョニングサーバとIP-PBX(SIPサーバ)のそれぞれに端末接続に必要なSIPアカウント設定が必要になる(登録ミスの原因になりやすい)。

オート・プロビジョニング - Network Diagram

Brekeke の提供する 『プロビジョニング』について

電話機メーカー固有のプロビジョニングサーバの設置/管理が不要

ブレケケの提供するプロビジョニング機能は各電話機メーカー固有のプロビジョニング仕様の違いを吸収するため、これまでメーカー毎に求められていたプロビジョニング用サーバの設置及び管理が不要となります。

ウェブ画面から各端末の設定情報を簡単入力

管理者はウェブ画面からテンプレートに沿って入力された情報を元に各端末モデルのプロビジョニングに必要な設定情報を入力します。また入力画面では、各端末共通の設定値は一度だけ入力すればよいなど、入力作業を軽減するよう設計されています。 プロビジョニングサービス機能ではこれら入力された情報を元にプロビジョニング時に各電話機に必要な設定ファイルを自動で作成します。 管理者は膨大な量の設定ファイルの作成/管理作業から解放されます。

プロビジョニングのステータス(成功/失敗)が確認可能。プロビジョニング再試行も容易

プロビジョニング結果は、ウェブ画面で確認できます。また、ペンディングとなったプロビジョニングリクエストもウェブ画面上で管理でき、再設定/再プロビジョニングも容易です。

PBX側でのアカウントは自動作成

プロビジョニングで各電話機に設定されるSIP IDとパスワードは、自動的にBrekeke SIP Server/Brekeke PBX内にも作成可能です。このため電話機側とサーバ側でID/パスワードの設定が違うといったミスなくなります。

オート・プロビジョニング - Network Diagram

Brekeke の提供する、その他のプロビジョニング機能について

  • ウェブ管理画面からプロビジョニングサービスの停止/起動が容易に行えます。タイマーによる自動停止機能により、電話機の入換えなど、管理者が許可した一定時間以外は端末からのデータ送付要求を拒否するため、プロビジョニングサーバに対しての攻撃の機会を最小限にすることができます。
  • 各端末設定情報のインポート・エクスポート機能
  • HTTPSプロトコルの利用、プロビジョニングサービスへ接続できる端末のIPアドレスによる制限、端末メーカー独自の暗号化にも対応
  • マルチテナントに対応しており、クラウドサービスで各テナント毎に好みや必要な機能が違う場合にも対応ができます。

プロビジョニング機能に関するご質問については、こちらからお問い合わせください。